60.ナナフシ 庭石の上にナナフシを見つけた。ほとんど動かず枯れ枝そのものだ。 ナナフシの卵は硬い殻に覆われ、鳥に食べさせると消化されずに排泄されて孵化するという研究報告があるそうだ。 鳥による捕食でも分布を拡大する。姿だけではなく生態も植物のような昆虫だ。 2021.07.27 m |
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59.オクラ アオイ科・トロロアオイ属、花は朝開き午後にはしぼんでしまう1日花だ。日本には幕末のころ観賞用として渡来した。 家庭菜園の隅に2本だけ植えたが元気よく育ち、毎日食卓に乗っている。熱湯にくぐらせてから刻むと粘りが出てくる。薬味としてシソ、ワサビを少々、納豆のようにかき回して熱いご飯にかけると食が進む。 2021.07.20 m |
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58.ホオジロ 河川敷の葦原から、ピッチョピ、ピッチョピ、ピロピロピー、きれいなさえずりが聞こえる。 ホオジロだ。 かつては鳴き声を楽しむ鳥として飼われていたこともある。 「一筆啓上仕り候」(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)と聞きなせる。 2021.07.06 m |
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57.ハンゲショウ 7月2日は雑節のひとつ半夏生だ。 この日にはタコを食べる習慣があり、スーパーの生鮮食品コーナーにはさまざまな タコ料理のパック が並ぶようになる。 ハンゲショウ(カタシログサ)の葉も半分化粧したように白くなる頃でもある。 庭のハンゲショウの葉も半化粧している。 2021.07.01 m |
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56.夏越の大祓 今年も早いもので半年が終わろうとしている。 近くの神社でも本殿の前に茅の輪や人形(ひとがた)などを置いて「夏越の大祓」の準備をしている。 例年なら子供たちの和太鼓や吹奏楽の演奏などのイベントが境内で開催されるのだが昨年に続いて中止になってしまった。 この半年無事に過ごせたことに感謝し、向こう半年も健康であることを祈って茅の輪をくぐってきた。 2021.06.29 m |
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55. ネジバナ 庭の芝の中にネジバナが伸び出し、らせん状に小さな花を咲かせた。 よく見ると花の巻き方に右巻きと左巻きがある。図鑑を調べるとほぼ1対1で現われるそうだ。 拡大するとピンクの 砂糖菓子 のようだ。 2021.06.22 m |
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54. ハナショウブ 関東甲信地方が梅雨入りしたとの発表があった。 梅雨を待っていたように庭のハナショウブが咲き出した。野生のノハナショウブをもとに江戸時代から品種改良しながら栽培され、現在は2000種以上あるといわれている。 しばらくうっとおしい季節が続きそうだ。コロナと共に明けて欲しい。 2021.06.15 m |
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53. ゴミグモ 庭木の枝にゴミグモが巣をかけた。 巣の中央に獲物の食べかすや脱皮殻などのゴミを集め、その中ほどに身を潜めている。体には複雑なまだら模様があり、足を小さく折りたたんでいる姿はゴミそのもの。一見どこにいるのかわからない。 コガネグモ科・ゴミグモ属、面白いクモがいるものだ。 2021.06.08 m |
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52. 小 梅 庭の小梅が豊作になった。 6年ほど前に植えた苗木が順調に育って今年は4kgも収穫できた。 小梅はカリカリ漬けがうまい。ネットでレシピを調べながら漬け込んだ。 2021.06.01 m |
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51. モミジのプロペラ いつもウォーキングで通る神社の境内のモミジにピンクのプロペラがたくさん付いている。 秋になると風に乗ってクルクルと回りながら種子を運んで行く。 植物も子孫を残すために様々な工夫をしていて面白い。 2021.05.25 m |
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50. オオヨシキリ ギョギョシ、ギョギョシ、ケケケケ、この時期河川敷の葦原はオオヨシキリの大合唱だ。 くちばしを大きく開いて赤い口の中を見せるようにさえずる姿は可愛らしいのだが …、もう少し美声だったらなと思う。 巣は数本の葦の茎を束ねた部分に枯れ草などを使って作る。抱卵は雌だけが行い、カッコウに托卵されることもあるそうだ。 2021.05.18 m |
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49. ゴヨウツツジ 庭のゴヨウツツジが満開になった。 父の代から庭にある古木だ。家を建て替える際に植え替えたため一時期樹勢が衰えたが元気になって見事な花を見せてくれた。 シロヤシオとも呼ばれ愛子様のお印の花になっている。 2021.05.11 m |
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48. キ ジ 河川敷の藪からキジが出てきた。 キジは桃太郎の話に登場するなどなじみの深い鳥で日本の国鳥にも指定されている。肉はコクのある上品な味わいで鍋料理などによく使われる。 国鳥を食べる習慣があるのは日本だけかもしれない。 2021.05.04 m |
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47. イタチ 田植えの準備で水を引いた水路からイタチが這い上がってきた。周囲を用心深く見回している。 とっさにデジカメを取り出してシャッターを切った。 写真を拡大するとペットにしたいような可愛い顔をしている。 2021.04.27 m |
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46. クリスマスローズ 冬の貴婦人などとも呼ばれているが地植えにしていることもあり、木々が芽を吹くこの時期に開花する。 キンポウゲ科でヨーロッパや西アジアの原産、キリスト教の逸話にも登場する神聖な花でもある。 2021.04.20 m |
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45.シャガ いつもウォーキングで通る雑木林にシャガの群落があり、今一面に咲いている。 シャガは中国原産でかなり古く日本に入ってきた帰化植物だ。 木陰で心地よい風が通り、ウォーキングの皆さんの憩いの場となっている。 2021.04.13 m |
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43. タラの芽 庭の片隅に植えてあるタラの芽が伸び出した。 昔は雑木林にたくさん生えていたのだが山菜人気で芽を全部摘まれるので枯れてしまい、殆ど見なくなってしまった。 テンプラにすると最高、ほのかな苦みと香りが春を伝えてくれる。 2021.04.06 m |
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42. ミツマタ 茂木町のミツマタ が見頃になったという地元紙の記事を見てハイキングをかねて出かけた。 戦時中に和紙を生産するために植えたミツマタがそのまま残され、群生している。 谷の斜面全体が黄色く染まり、ほのかな香りが漂って来る。 2021.03.30 m |
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41. ミモザ 庭のミモザが満開になり木全体が真っ黄色に染まった。 ミモザはマメ科、アカシア属、オーストラリア原産で日本には明治末期に渡来している。 花が終わると実が入った5cmくらいの莢がたくさん下がる。 2021.03.23 m |