トップ沿 革活動報告会員のページ


  ** 季節の歳時記 **

   * 写真をクリックすると拡大します *                            54321 page

     80.ヤマブキ

 ヤマブキの黒い種子が枯れ枝の先に4個ずつ付いている。
 この時期さまざまな野鳥がエサを求めて庭に飛んで来るがヤマブキの種子はいつまでも枝に残っている。
 野鳥はヤマブキの種子を好まないようだ。

               2022.01.30 m
 
     79.コウノトリ

 渡良瀬遊水地に今年もコウノトリが飛んで来た。
 営巣塔の上でパートナーを迎える準備を始めたようだ。例年3月末に産卵し、1ヶ月ほどカップルで抱卵してヒナを孵し、初夏まで子育てをする。
 今年は何羽のヒナが巣立つだろう、楽しみだ。
 
               2022.01.12 m 
 
     78.ススキ

 近くの空き地でススキの穂が風に揺れている。
 枯れたススキを見ると「昭和枯れすすき」、なんとなく落ちぶれた人生を思い浮かべてしまう。
 でも、霜が降りるころの枯れススキの風情も捨て難いものである。銀色に輝く芒(のぎ)が風に乗ってタネを新たな地に運んで行く。

                2021.12.26 m
 
     77.侘 助(わびすけ)

 庭の片隅で侘助がぽつりと咲いている。
 この花名の由来は、千利休に仕えていた庭師、侘助の名前にちなんだとか、
 茶室などによく生けられるが小さくて可憐な花が茶道のわび・さびに通じているのだろう。

                2021.12.18 m
 
     76.金のなる木

 園芸名はカゲツ(花月)だが、5円玉の穴に新芽を通してそのまま成長させ、枝にお金がなったように仕立てることが流行したことから「金のなる木」が一般的だ。
 英語でも葉が硬貨に似ているところからマネーツリー などと呼ばれている。
 今年も が見頃になったので玄関先に飾った。

                2021.12.07 m
 
     75.干し柿

 アイズミシラズを収穫、干し柿にした。
 干し柿作りは最初がポイント、表面が乾く前に雨が続いたりするとカビが出てしまう。週間天気予報などで4~5日晴天が続くことを確認して皮を剥き、吊すようにしている。
 今年は実も大きく、いい干し柿が出来そうだ。

                2021.11.16 m 
 
     74.アイズミシラズ(会津身不知)

 名前の由来は諸説あるが、枝が折れるほど身の程知らずにたくさんの実をつけるから、などといわれている。
 庭のアイズミシラズが豊作になった。ヒヨドリやメジロがついばみに飛んでくる。例年西風が吹くころに干し柿を作る。
 今年も2階の軒下に柿スダレが出来そうだ。

                2021.11.04 m
 
     73.セイタカアワダチソウ

 北アメリカ原産の帰化植物である。
 観賞用に導入されたとの説もあるがすさまじい勢いで生えてくる厄介者だ。いつの間にかその土地に繁殖していた植物を駆逐して一面黄色い花で覆ってしまう。
 やはり秋の情景には日本古来のススキが合う。

                 2021.10.27 m
 
     72.十三夜

 10月18日は旧暦の9月13日、十三夜である。
 十三夜の月は十五夜に次いで美しいとされ、平安のころには月見の宴を催し、詩歌を楽しんだとか。
 我が家ではベランダにお供え物を飾り、望遠鏡でお月見を楽しんだ。

                 2021.10.18 m 
 
     71.再び咲いたキンモクセイ

 9月20日ころに甘い香りを放っていた庭のキンモクセイが再び咲き出した。この歳になるまで同じ秋に2回咲いたキンモクセイを見た記憶が無い。桜の狂い咲きはよく見かけるが。
 彼岸が過ぎても夏日が続くなど今年の気候の異常さを改めて感じる。

                 2021.10.12 m
 
    70.ジョロウグモ

 女郎蜘蛛、恋人に捨てられて山に入った女性が蜘蛛に姿を変えて現れるとされる日本古来より伝わる妖怪。
 巣の中央にでんと構えているのがメス、隅の方に小さくじっとしているのがオス。獲物がかかるとそっと近づいておこぼれにあずかる。
 オスはただいるだけでいい存在のようだ。

                 2021.10.05 m 
 
    69.ハナトラノオ

 北アメリカ原産、日本へは大正時代に入り、丈夫でよく増えるため急速に広まり、現在ではポピュラーな宿根草のひとつになっている。
 下から順番に規則正しく先端のツボミまで開花する様子から “希望” という花言葉になったとか。

                 2021.09.28 m
 
     68.彼岸花

 堤の遊歩道の彼岸花が見頃になった。赤い花にまじって所々に白い花があり、いいアクセントになっている。
 彼岸花の球根には強い毒性があり、堤やあぜ道に植えられるのはモグラやネズミの害を防ぐためだとか。

                 2021.09.22 m 
 
     67.エノコログサ

 いつもウォーキングで通る堤の 遊歩道 脇でエノコログサが風に揺れている。
 エノコログサの名前は穂の形が子犬(犬ころ)の尻尾に似ていることに由来する。でも昔から子供が猫をじゃらして遊ぶのでネコジャラシとも呼ばれている。
 英語では Foxtail grass、なるほどと思う。

                 2021.09.14 m
 
     66.ホテイアオイ

 加須市の休耕田のホテイアオイが見頃になった。薄紫色の花が一面に咲いている。
 葉柄の下部が丸く膨らんでいるところからそれを布袋さまの腹に見立ててホテイアオイと呼ばれるようになったとか。
 それぞれの花が1本ずつロウソクを灯しているようだ。

                 2021.09.07 m
 
     65.シュウカイドウ

 庭の木陰でシュウカイドウが咲き出した。
 シュウカイドウは江戸時代初期に中国から日本に持ち込まれ、園芸用として栽培されてきた。中国名は ”秋海棠”、その音読みからこの和名が付けられた。
 いかにも秋の到来をイメージさせる名前の花だ。

                2021.09.01 m 
 
     64.三尺ササゲ

 家庭菜園の三尺ササゲが収穫期を迎え毎日食卓に乗っている。
 花が咲いたあと名前のとおりぐんぐん伸びて最盛期にはスダレのように垂れ下がる。赤飯や菓子作りに使われるササゲの仲間で若い莢をおひたしや炒め物にするとシャキシャキとした歯ごたえを楽しめる。

                 2021.08.24 m
 
     63.月下美人

 夕方、月下美人が開きだした。
 花からは濃厚な香りが漂い、花を見なくても香りで咲いていることがわかるほどだ。
 深夜に満開になり、朝になるとすっかりしぼんでしまう。
 まさに美人薄命のたとえそのものである。

                 2021.08.17 m
 
    62.ヒマワリ

 隣町の野木の ヒマワリ が見頃になった。
 畑の中には展望台が作られ、外出自粛で訪れる人は少ないが、カメラを持った家族などが写真を撮っている。
 20数年前に休耕田を利用して栽培が始まったが今は町の名所になっている。種は収穫されて絞り、ヒマワリ油が作られる。

                 2021.08.10 m
 
    61.セミの羽化

 夕方、庭のツバキの枝先でセミの羽化が始まった。
 2時間ほどで全身真っ白なセミが出てきた。まだ生まれたばかりで羽も柔らかそうだ。
 翌朝見に行ったら抜け殻だけが残っていた。
 自粛の連続でたまったストレスを吹き飛ばしてくれるよう元気いっぱいに鳴いて欲しい。

                 2021.08.03 m

  




   
Copyright ©2015 JVC Senior Club All Rights Reserved.